イタリア
イタリア共和国(イタリアきょうわこく、イタリア語: Repubblica Italiana)、通称イタリアは、南ヨーロッパに位置する共和制国家。
イタリア半島およびその付け根に当たる部分と、地中海に浮かぶ2つの大きな島(サルデーニャ島、シチリア島)からなる。国土北部のアルプス山脈において、フランス、スイス、オーストリア、スロベニアと国境を接し、南西のシチリア島の対岸にチュニジアが、南には旧植民地のリビアが存在する。またサンマリノ、バチカンの領土を取り囲んでいる。首都はローマ。CC BY-SA 3.02013.8.17
フィレンツェ
ヴェネツィア
ミラノ
アッシジ
シエナ
ナポリ
ポンペイ
アマルフィ海岸
アマルフィ
サレルノ
ソレント
ラヴェッロ
ポジターノ
トリノ
ヴェローナ
湖水地方
バーリ
アルベロベッロ
トラパニ
ピサ
ティラノ
リミニ
サンマリノ(国)
アンコーナ
湖水地方(イタリア)
ストレーザ
ベッラ島
コモ
デセンツァーノ・デル・ガルダ
シルミオーネ
目次
イタリアの自由旅行情報
一般 General information
■入国
3か月以内の短期滞在(観光、商談、近親者訪問等)の場合は査証免除取極により入国査証の取得が免除される。(2012年8月、外務省サイト)イタリアはシェンゲン協定締結国であるが、シェンゲン協定締結国への出入国に際しても、パスポートの所持が必要である。
■時差
イタリアは中央ヨーロッパ時間(CET)を採用していて、標準時(GMT・UTC)+1時間。日本とは8時間、サマータイム時は7時間の時差がある。日本からの到着時には8時間(サマータイム時は7時間)時計を戻す。イタリアでの昼の12時は、日本での20時又は19時(サマータイム時)となる。隣国との時差はない。サマータイムは、3月最終日曜日の午前2時(夏時間では午前3時)から10月最終日曜日の午前2時(夏時間では午前3時)。 ■通貨と両替 [編集]
■気候と服装
地中海性の気候で、年間を通じて比較的温暖。詳細気候表は、ローマで得られる。
■言語
イタリア語。観光地などでは、英語もよく通じる。
■通貨と両替
ユーロを採用している。補助通貨は
セント。最新のレートはYahoo!ファイナンスで得られる。両替は、空港や市中のキャッシュディスペンサーで、クレジットカードでキャッシングするのがもっとも得である。
■チップ
■治安と安全
イタリアの治安情報を書くとイタリア自由旅行に行くのを怖がる人もいるが、毎年、多くの人が、イタリア自由旅行を楽しんでいる。過去の事例を頭に入れて、多額の現金や高価な物を持ち歩かなくてすむよう、対策をとって旅行すれば、何も恐れることはない。小銭を取られたぐらいは、いい体験をしたたと喜ぶぐらいの大らかな気構えで旅行したい。
犯罪発生状況
イタリア政府は、犯罪組織(マフィア)の取締りの強化、不法移民問題の解消などを中心とした総合的な治安対策に取り組んでおり、イタリア内務省の統計によると犯罪認知件数は、2007年をピークに3年連続で減少した。しかし、2011年の犯罪認知件数は約276万件と、前年比5.6%増えた。中でも、スリが13万4千件、ひったくりが1万7千件と2010年に比べてそれぞれ約2割増えている。ローマ、ミラノ、フィレンツェ、ナポリ等の観光地における日本人観光客等の犯罪被害は依然として多く、置き引きやひったくり、スリのほか、警察官を名乗る外国人が、偽札や違法薬物の捜査等と称し、所持品検査を装い、現金やクレジットカードを窃取する事件も相次いでいる。また、カラブリア州を中心とする南部地域では、マフィアといわれる強固な犯罪組織が凶悪犯罪を繰り返しており、政府による対策も強化されている。(外務省サイト2013.11)
[---さらに詳しい情報を見る---]交通 Transportation
■日本からの交通
日本からローマへの直行便は、アリタリア航空と日本航空によって運行されている。また、ヨーロッパ系、アジア系のさまざまな航空会社が、自国経由の乗り継ぎ便を運行している。
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■周辺諸国との陸海路交通
フランスとの交通
スイスとの交通
- ミラノから2時間半のティラノからスイスのサンモリッツまで、ベルニナ急行が出ている。車窓の風景は世界遺産。
- ミラノからスイスのブリーク、ベルン、バーゼルへ1日3便、ブリーク、ローザンヌ、ジュネーブへ1日4便のEC(ユーロシティー)が出ている。いずれも全席指定列車。
オーストリアとの交通
ドイツとの交通
ドイツとは国境を接してないが、ベニス、ミラノ、ローマ、フィレンツェ、ヴェローナからオーストリアを通って、ミュンヘンへ行く夜行列車シティー・ナイト・ラインが運行されている他、ボローニャ(11:52発)、ヴェネツィア(13:34, 15:41発)、ヴェローナ(9:04, 11,02, 13:04, 15:02, 17:02発)からミュンヘンへの昼間の直通列車EC(ユーロシティ)もある。ECの所要時間は、ヴェローナからミュンヘンまで5時間23分、夜行列車は寝台券(2等座席を含む)が必要だが、ECはいずれの区間も座席指定券がなくても、イタリア、オーストリア、ドイツに有効なユーレイルパスを持っていれば、追加料金なしで乗車できる。
スロベニアとの交通
スペインとの交通
イタリア、スペイン間の直通列車はない。列車で移動する場合は、コート・ダジュール沿いに何回も乗りついで行くか、ミラノ・ポルタ・ガリバルディ駅発のTGVでパリやシャンベリとリヨン・パール・デュー駅を経由して、バルセロナへ至るルートしかない。ローマ近くの港シビタベチア(Civitavecchia)からクリマルティーラインのバルセロナ行きの夜行船が毎日(冬の間は日曜を除く毎日)出ていて、列車より便利。ユーレイルパス保持者は、乗船料が20%割引になる。
チュニジアとの交通
Grandi Navi Veloci社の船が、毎週金曜20:00にローマ近郊のCivitavecchia発土曜9:00パレルモ(シチリア島)着10:00発20:00チュニス着、Grimaldi Line社の船が、毎週水曜17:00にCivitavecchia発木曜7:30トラパニ(シチリア島)着9:00発17:00チュニス着
ギリシアとの交通
イタリアのアンコーナ、バーリ、ブリンディジからギリシアのパトラスへ船便があり、船会社によっては、双方の国に有効なパスを持っていれば無料(ただし、港湾税と燃油サーチャージはかかる)、どちらかの国に有効なユーレイルパスを持っていれば割引料金で利用できる。
■国内交通
航空機
アリタリア航空の国内線が利用できる。
鉄道
トレニタリア(旧イタリア国鉄、FS)の路線網が全土に張り巡らされている。値段もまあまあ安く、イタリアの自由旅行は、鉄道が便利。鉄道パスとしては、周辺国も含めて、鉄道で旅行する場合は、ユーレイルパス、イタリアのみの旅行なら、ユーレイルグループが発行する国別パスの1つユーレイルイタリアパスが販売されていて、購入できる。これらのパスは、現地では購入できないので、日本で購入していく必要がある。イタリアの都市間急行(IC)は全席指定なので、パスを持っていても座席指定券を購入しなければならない。従って、乗車区間が少ない旅行では、現地の自動券売機で乗車券を購入した方が、安くて手間がない場合もある。トレニタリアのサイト でも値段をチェックできるので、比較してみよう。現地で支払うパスホルダーの座席指定料金は、FA、FB、FR等が € 10、ICやICNが € 3 となっている。券売機での切符の買い方はこのサイトが詳しい。
バス
観光 Sightseeing
世界遺産
ローマ時代を始め、世界史の表舞台であった時期が長く、2011年までに44の文化遺産が認定されている。詳細はイタリアの世界遺産参照。自然遺産は、エオリア諸島、ドロミーティ、サン・ジョルジョ山の3カ所で、複合遺産はない。
訪問したい都市・町や村・地域
- ローマーイタリアの首都で、ローマ時代の遺跡が多数のこる世界有数の観光地。日本から航空機でイタリアに入国する場合はゲートウェー都市となる。
- フィレンツェールネッサンス文化の中心地として、多くの文化遺跡、美術品が残るイタリア有数の観光地。
- ミラノー陸路でのイタリアのゲートウェー都市として、商業・経済の中心地、交通の要所。ダビンチの最後の晩餐もミラノ観光の目玉。
- ヴェネツィアー水の都として世界中に知られる。
- アッシジーキリスト教の巡礼地。
- シエーナールネッサンスの中心都市の1つ。世界遺産。
- バーリーアルベロベッロへの起点となる港町。ギリシャ行きの船もでる。南部の交通の要所。
- パレルモーシチリア島の中心都市。
- トリノー北部の工業都市。
- ナポリーイタリア中部の観光都市。ポンペイへの起点都市。
- ポンペイーヴェスヴィオス火山の噴火で埋もれた遺跡。ナポリの近郊。
- カプリ島ーナポリから30km沖合いの島、青の洞窟で知られる。
- プロチダ島ーナポリ沖合いの島。美しい町並みで知られる。
- アマルフィ海岸ー世界一美しい海岸といわれる、世界遺産の海岸線。
- アマルフィーアマルフィ海岸の中心都市。
- サレルノーアマルフィ海岸のゲートウェイ。
- ソレントー西海岸の港町
- ラヴェッローアマルフィ海岸の町
- ポジターノーアマルフィ海岸の町
- アルベロベッローおとぎ話に出てくるような街並みで有名な南部観光の花形。世界遺産。
- サンマリノーイタリアの中にあるミニ国家。
- リミニー東海岸の庶民リゾート都市。サンマリノの基点
- ボローニャー交通の要所。
- アンコーナー港町。クルーズ船の基点。
- 湖水地方(イタリア)
- ストレーザーマッジョーレ湖岸の都市。
- ベッラ島ーマッジョーレ湖にうかぶ庭園島
- コモーコモ湖畔の町。
- デセンツァーノ・デル・ガルダ(Desenzano del Garda)ーガルダ湖観光の基点都市
- シルミオーネー湖水地方、ガルダ湖半の町。
- カステルッチョー霧の町。
- アオスタ
- ブレイユ・チェルヴィニアーマッターホルンのイタリア側の山岳リゾート。
食事 Foods
日本でもおなじみのイタリア料理であるが、本場のものは、種類もボリュームも豊富。
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観光が基幹産業の1つであるイタリアは、世界中から観光客が集まるだけあって、ホテルも安宿から高級ホテルまで充実している。日本の民宿にあたる家族経営の宿は、ペンショーネと呼ばれ、朝食込みの料金設定なので、英国風にベットアンドブレックファースト(B&B、BB)と呼ばれることもある。
買い物 Shopping
ユースフルリンク Useful Links
- イタリア旅行情報サイト ジャパン・イタリア・トラベル・オンラインーイタリア自由旅行情報満載の日本語情報サイト。